信じるから開ける！恋愛占い
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私は現在身長178cm、体重68kgですが、10年前は体重が85kgありました。
太った原因は単純に食べ過ぎです。
学生時代はそれほど食べる方ではなかったのですが、社会人生活の中で、どんどん食べる量が増えていきました。
いくつか理由があります。
1つ目は、早食いです。
昼休みが短いため、自然と早食いになりました。
2つ目は飲み会です。
私はお酒が飲めない体質です。
会社の飲み会などでは、飲めない分、間が持たず、目の前にあるものを黙々と食べてしまいます。
食べる量に比例して、体重も加速度的に増えていきました。
そんな私に転機が訪れました。
好きな人ができたのです。
相手は営業先の女性で、直接の担当ではありませんが、訪問した時に挨拶程度は交わしていました。
そんなある日、彼女が話しているのが聞こえてきました。
彼女はランニングを始めたようです。
ただ知り合いがいないので、心細いようでした。
これはチャンスだと思いました。
ランニングをきっかけに、仲良くなれるかもしれません。
ついでに走ることで痩せられたら、恋愛で有利になるのではないかと思いました。
私は早速、ネットや本で情報収集を始めました。
学生時代の持久走の辛いイメージしかありませんでしたが、どうもそれとは違うようです。
きつくないように走ることが、やたらと推奨されていました。
これなら私でもできるかもしれないと思い、仕事帰りに大型スポーツ用品店に行き、シューズとウェアを買いました。
まだ1mも走っていませんでしたが、すでに市民ランナー気分でした。
実際に走ってみると、確かに学生時代の持久走とは違い、歩くようなスピードで走ることで、息が切れずに走り続けることができました。
私はこのゆっくり長く走るLSDトレーニングをひたすら続けました。
実はこれがダイエットに効果があるようで、いわゆる有酸素運動なので、脂肪を燃焼させる運動でした。
とはいえ、脂肪を1kg燃焼させるためには80km程走らないといけません。
しかし、ランニングにハマった私は毎月100km以上走るようになったので、知らず知らずの内にダイエットをしていました。
少しでも長く走れる身体を作るため、私は食生活も改善しました。
大の粉もの好きでしたが、炭水化物を控え、たんぱく質や野菜を中心に摂るように気を付けました。
どうしても辛い時は、特大のステーキを食べました。
メジャーリーガーが実践しているように、肉だけを食べ、ライスや付け合わせは食べませんでした。
そんな生活をしている内に、どんどん体重が減っていきました。
一年間で体重が13kgも落ち、営業先で病気ではないのかと心配されるほどでした。
意中の彼女からも痩せたことことを指摘されました。
実は私はこの瞬間を待っていました。
そこで初めて彼女にランニングをやっていることを告げたのです。
私の思惑通り彼女はランニング話に食い付いてきて、熱く語ることができました。
仕事も周りのことも完全に忘れてしまいました。
ここが勝負所と思った私は、一緒に練習しないかと誘い、見事に約束を取り付けました。
連絡先も交換でき、この上ない結果となりました。
その後、彼女とは一緒に練習したり、ランニング用品を買いに行ったりしながら、距離を詰めていきました。
そして、2人でエントリーした初のフルマラソンに完走した後、彼女に告白し、見事にOKをもらいました。
彼女の気を引くために始めたランニングにハマり、気付いたらダイエットに成功し、彼女と引き締まった身体を手に入れることに成功しました。
私自身、ダイエットをしている意識がほとんどなかったので、辛いと思うことはあまりありませんでした。
人間は消費エネルギーが摂取エネルギーを上回れば自然と痩せます。
運動の習慣を付ければ、食事だけ注意すればダイエットは上手くいきます。
ですから運動の趣味を持てばダイエットへの近道になりますし、異性との交流もでき、一石二鳥といえます。
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