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ミナミ
電話占い会社に勤務。占い師と共に多くの恋愛の悩みに触れる。全ての人が恋愛で幸せになってもらうのが願い。
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憧れの国際恋愛。ジェントルマンな外国人と恋に落ち、ロマンチックな恋、なんてイメージもあるのではないのでしょうか。でも現実は、ぶつかることだらけの”困難な恋”。解決できない悩みを抱えている女子が多いのも事実です。そこで今回は、国際恋愛の悩みを解消するための3ステップをご紹介します。
最初はハッピー!後で悩みだらけの国際恋愛
「海外で出会った彼。ストレートに愛情を伝えてくれる人で、彼のことがとても好きになったのですが、デートを重ねるたびに理解できないことが出てきます」(A子)
国際恋愛で必ずと言っていいほどぶつかる壁がこれ。
国が違えば、考え方も、行動も、何もかもが違います。
最初は勢いで盛り上がったとしても、数々の悩みが出てくることになります。
国際恋愛の悩み1.周りに相談に適した人が少ない
初めて国際恋愛をする人にとって、まず抱える問題が周りに経験者がいないということ。
多くの人が、日本人同士で恋愛をするので、国際恋愛をする人はそもそも希少種と言えます。
周りに理解してくれる友人がいたり、悩みを相談できる友人がいるということは、心の安定を保つためにも重要なことです。
国際恋愛をする女子は、困った時に身近に相談できる人が少ないというハンデがあります。
国際恋愛の悩み2.日々の小さなことで、イラっとする
外国人彼氏と付き合って、時間が経つほど、合わないところが目についてくるようになります。
「シャワーを浴びないことがある」「食べる量が異常に多い」「絶対に時間通りに待ち合わせには来ない」挙げたらキリがありません。
日々のほんの小さなことですが、「え?」と思うことが普通のカップルより圧倒的に多いのです。
たとえラブラブだったとしても、小さなことから喧嘩に発展することも少なくありません。
国際恋愛の悩み3.そもそも根本的な価値観が食い違っている
もっと深刻な、根本的な価値観の違い。
知人Tさんもそうでした。Tさんは、日本でもバリバリに働いていたキャリアウーマン。恋愛もするけど、海外でも働いていきたいと思っているような人でした。
その後、彼女は海外でヨーロッパの人と出会い、恋に落ちることに。
でもTさんは、彼の”仕事に対する考え方”に対してどうしても納得できなかったようです。
海外では、「仕事」よりも、適度に休んで、人生を楽しむというスタンスはいわば当たり前。
それに加えて、彼の親はお金持ちという恵まれた環境。「仕事」に対する切迫感はまるでなく、とにかくゆったりとしている考え方の持ち主でした。
それが彼女にとっては、「だらしなく」思えてしまい、その考え方を受け入れることができなかったのです。
現実的に発生する数々の問題点
習慣の違いや、考え方の違いの他にも、国際恋愛には数々の問題が発生します。
物理的に遠距離恋愛になってしまうケースもしばしば。
渡航費、生活費、などのお金の問題。
国際結婚を許してもらえるのか、お互いの両親の問題。
入国、滞在VISAなどの煩雑な法的な問題。
どちらかが国を離れることになるので、生活環境の劇的な変化もあります。
二人で一緒に乗り越えなければならないことは、山のように立ちはだかってくるのです。
結局は、価値観の違いをどう乗り越えるか
以上、国際恋愛に伴う問題点をいくつか挙げましたが、国際恋愛をうまくいかせるには、「価値観の違いをどう乗り越えるか」がポイントとなります。
なぜなら、価値観の違いさえ乗り越えることができれば、そのほかの問題は全て片付くからです。
それは、日本人同士の恋愛においても一緒ですよね。価値観の違いは、普通の恋愛でもよくあります。
根本的な問題点は、普通の恋愛でも国際恋愛でも一緒なのですね。ただし、国際恋愛の場合は、その乖離がものすごく大きいので、苦労をするわけです。
お互いに相手の考え方を受け入れることができれば、たいていのことは乗り越えていくことができます。
お互いの国に中長期で滞在する
まず最初のステップでしてほしいことが、お互いが、お互いの国に中長期で滞在することです。
中長期、と言ってもお互いの状況があって難しいこともあるので、数ヶ月や、数週間でも構いません。とにかく、相手の国へ行き、少しの間、現地で生活してみましょう。
ここでのポイントは、現地で生活して、彼以外の現地の人とたくさん接することです。彼の両親でも、友人でも、近所の人でも。
これは筆者の持論ですが、国際恋愛で成功させるための通過儀礼として、これを出来るだけ早い時期に絶対にやっておくべきだと思います。
というのも、彼との間に感じる”違い”が、国によるものなのか、それとも、彼だけによるものなのかがハッキリとわかってくるからです。
つまり、「私たちはどこが違うのか」「なぜ違うのか」といったことが明らかになってくるということです。
自分の中に『余裕』を感じ始めるようになる
相手を理解できない原因はいくつかあります。
その中でこれは極論とも言えますが、相手を理解できないのは自分の中に「余裕」がないからです。
言葉を言い換えると、
「自分が正しいと思っていることが正しい」
と思っているからです。
国が違うということは、歴史も背景も違うので、自分とは異なっていることが沢山あります。
そうした”違い”に直接触れ合って、沢山ぶつかって、揺さぶられていくうちに、「あ、こういう考え方もできるのかな」と思えるようになってくることがあります。
これが、自分の中に生まれる「余裕」です。
異文化理解ができるようになる
こうしてお互いに”違い”を沢山経験して、「どこが違うのか」「なぜ違うのか」ということが分かり、自分の中に余裕が生まれてくると、相手の考え方に理解を示すことができます。
考えてみれば、世の中に絶対に正しいことなんてそう多くはありませんよね。
どんなことにも、必ず良い面と悪い面があります。
どの国にも良い面と悪い面があるし、彼自身にも良い面と悪い面があるのです。
彼と喧嘩をしたり、現地に滞在したりすることで、”違い”にぶつかるのはとても重要なプロセス。
一部分だけを見るのではなく、良いところも悪いところも満遍なく見渡せるようになります。
つまり、国際恋愛とは、”異文化理解そのもの”と言うことができます。
国際恋愛の悩みがなくなれば、何もかもが上手くいく
人はそれぞれに価値観を持っていて、100%一致することはあり得ません。それは、恋人でも、家族でも、仕事場でも、友人関係でも一緒。
なにも国際恋愛に限らず、普通の恋愛においても、あるいは、仕事や、家族、友人関係においても、”違い”を感じることは日常茶飯事。
すると「自分の価値観と一致しないことに、どう折り合いをつけて行くか」は世の中を生きていく上で、ものすごく重要なこととなりますよね。
国際恋愛で、お互いの違いを理解し、折り合いをつけていくことができれば、一事が万事うまくいくということです。
いかがでしたでしょうか?
国際恋愛をする人だけでなく、国内同士のカップルにも当てはまる内容でした。お互いの”違い”をぜひ乗り越えて、国際恋愛を、そして、今後の人生を最高のものにしていってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。