【不倫体験談】(20代男性)出張先の新人女性社員と不倫関係になった時の話

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出張の多い職場ならではの出会い

私の会社は出張が多いという特徴があります。そのため男性社員のほとんどが、年がら年中、全国各地を飛び回ることになります。週末だけの簡単な出張もありますが、三か月ほどの長期に渡る、プチ転勤と呼びたくなるような出張もあります。

結婚をしてしばらくの間は、私も妻も出張になると悲しい気持ちになりました。会えなくなるのが寂しくて、妻が泣いてしまったこともあります。

しかし月日の流れは物事の見方を大きく変えてしまうものです。今では私も妻も、出張が決まると「ラッキー」と思うようになってしまいました。妻は顔や態度には出しませんが「出張になった」と言うと、目の輝きが違います。

そして妻の機嫌が良くなるので、私も出張の日まで気分よく過ごすことができます。そんなある日、関西方面に1か月の長期出張が決まりました。機嫌の良い妻に送り出された私は、関西の大きな都市のビジネスホテルに到着しました。

小さな部屋ですが、ここが私が1か月過ごすことになる「城」だと思うと、何だかいきなり愛着がわいてきます。初日はビールにコンビニ弁当で乾杯をして、出張の無事を祈りました。

出張初日は取引先への挨拶周りになります。ほとんどの人が何度もあったことがある担当者の方でしたが、ある会社で新人社員を紹介されました。その新人社員は新人アナウンサーのような清楚さと華やかさがある美しい女性でした。

元の担当者さんは、その女性に仕事を引き継ぐのでよろしくという挨拶をしてくれました。これから長期出張が続く1か月の間、素敵な彼女と会うことを楽しみにできると思い心がワクワクしました。

出張先の新人社員と仲を深めていく

それから1週間ほど経ったある日、私はホテルの近くの居酒屋に食事に行きました。コンビニ弁当やファストフードばかりだったので、たまには新鮮な魚を食べようと思い、スマホで選んだ人気店です。店員さんに「相席でいいですか?」と聞かれたので、「大丈夫です」と返事をしました。

ひとりなので誰かと一緒なのは構いませんし、変な人だったらビール一杯で席を立てばいいと思ったからです。席に着くと、若い女性がいます。ドキドキして席に着いたのはいいですが、若い女性のオーラがまぶしすぎて彼女の顔をまともに見れません。ビールを飲みながらスマホを見ていると、「あのー」という声がします。

相席をしている彼女の声のようです。「聞き覚えがある声だな」と思って顔を上げると、目の前にいるのは、例の引き継ぎをした新人社員の彼女でした。「やっぱりそうですよね!」と彼女は笑顔で言いました。

私は仕事終わりにホテルでシャワーを浴びて着替えていました。いつもの背広ではなくジャージ姿だったので、彼女もしばらく気付けなかったようです。ネットで調べてこの店に来たことを話すと、「このお店最高に美味しいですよ」「私もファンで、ひとりでも来ます」と言い、「ネットの調査能力高いですね!」などと褒めてもらいました。

仕事中の彼女も素敵ですが、私服の彼女は一回り若く見えて、魅力がその分増しているような気持ちがしました。楽しい時間を過ごしながら「こんなラッキーが訪れるなんて、まじめに仕事をして良かった」と感謝しました。

帰り際に「私がおごります」と言ってお会計をしました。

彼女は居酒屋からホテルまで続く駅前の道を、一緒に歩いてくれました。彼女と一緒に歩いているからか、星空がいつもよりも輝いて見えました。「デートみたいですね」と彼女が言うので、「最高にラッキーです」と私が冗談ぽく、言いました。

大人として振る舞っていましたが、内心はドキドキしていました。そしてホテルの前に到着すると、さよならを言おうとした私に向かって「どんな部屋か見てもいいですか?」と彼女は言いました。

彼女と一緒に狭い私の城の中に入りました。そして私達は不倫関係になりました。

出張の終了とともに関係も終了

彼氏と別れる

出張が終わる日まで、彼女が会いたいと言ってくれた日は、居酒屋から私のホテルというデートコースを楽しみました。そして出張が終わると、そのままふたりの不倫関係も終わりました。

彼女のような若くてきれいな女性と不倫をすることは、もう二度とないだろうなと思っています。

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