不倫のクリスマスは思い出になる?どう過ごすべきか真剣に考えた。

不倫カップルにとってクリスマスは思い出になるイベントになるのか
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アイコ

恋愛マスター。複雑な恋愛、復縁、片思いなど、有名なメディアで様々な恋愛相談に乗ってきた経験を持つ。

突然ですが、不倫相手とクリスマスを過ごすことはできるのでしょうか?

秋も深くなると、街の景色は一気にクリスマス色に染まるようになります。クリスマスといえば、年中行事の中でも一番優先順位の高いイベントですよね。カップルはもちろん、ファミリーでもこのイベントは欠かせないものとなっている人が多いはずです。

そんなクリスマスですが、不倫カップルにとってはやや厳しいシーズンと言えるかもしれません。それは一体なぜなのでしょうか?さっそく状況別に説明していきましょう。

不倫のクリスマスのパターン1.男性が妻子持ちで女性が独身

男性が妻子持ちで女性が独身の不倫カップルのクリスマスのパターン

まず、男性が結婚していて妻子持ち、女性が独身の場合の不倫カップルについて考えてみます。男性に奥さんがいる場合、特に子供がいるとクリスマスは家族で過ごすのが普通でしょう。

それでも不倫相手とクリスマスを過ごしたい、という男性もいるにはいるでしょうが、多くの場合家庭を尊重する男性がほとんどというのが実態です。

仮に子供がいなくても、クリスマスを自宅で過ごさないというのは、奥さんにとっては疑惑と突っ込みどころが満載です。よほどタイミングよく出張などの仕事が入ったり、それとも普段からパートナーとはクリスマスを一緒に過ごさないという習慣がなければ、奥さんからみれば、不信感がいっぱいになってしまうことでしょう。

それでも強行突破で家庭を置いて不倫相手とクリスマスを過ごした場合、疑問に思った奥さんからの突っ込みや、時には探偵を使っての調査で、不倫がばれてしまったというケースさえよく耳にします。

クリスマスという特別な時期だからこそ、不倫相手との逢瀬は慎重にしなければならないのです。

また、女性が独身となると、ロマンチックな女性はどうしても好きな相手と一緒に過ごしたいと望むものです。ロマンチックな時間を過ごしたいという思いは、男性よりも女性の方が強いものですものね。

ですから、男性としてはそれに対してどう対処するかというのも大きな課題になるかもしれません。

そこで露骨に家族を優先してしまうと、女性が自分より家族が大事という男性の態度を改めて目の前にして、急激に冷めてしまう可能性もあります。

クリスマス前のこの手のカップルの場合は、男性がいかに上手に女性を説得するかが、その後の関係の鍵を握っているということもできるのです。

不倫のクリスマスのパターン2.男性が独身で女性が家庭持ち

男性が独身で女性が家庭持ちの不倫カップルのクリスマスのパターン

男性が独身、女性が既婚者という不倫カップルにとっても、クリスマスはなかなか一緒には過ごせないのが一般的です。特に子持ちの女性となると、不倫相手とクリスマスを過ごすというのは現実的にはまず不可能かもしれません。

子供を置いて不倫相手とクリスマスを過ごす、という状況までなっているのなら、ある意味その女性はもう離婚直前と言い換えることができます。

男性が独身の場合、ほとんどの場合は男性側がそこまでクリスマスにはこだわりませんから、トラブルになる可能性は案外低いかもしれません。

ただし、たとえ子供がいない奥さんであっても、やはりクリスマス、特にイブを旦那さんと一緒に過ごさないというのはある意味異常事態ですから、現実的には独身男性と既婚女性であってもクリスマスを一緒に過ごすことは、ほとんどありえないことです。

ダブル不倫のクリスマスのパターン

ダブル不倫のクリスマスのパターン

男性も女性も既婚者の、いわゆるダブル不倫の場合も、同じようにクリスマスを一緒に過ごすことは難しいと言えるでしょう。

ひとつは子供の有無。

クリスマスプレゼントをクリスマスイブに子供に渡すというのは、親にとっては大きなイベントとなりますし、その前にディナーからクリスマスケーキまでのイベントも、一般的には親子で過ごすものです。

そのイベントを振り切って不倫相手とデートするというのは、通常の既婚者にとってはかなり大きな決断となります。

しかし、可能性として一番高いのは、男女共大人の行動ができるダブル不倫のケースかもしれません。

どちらかが独身というシチュエーションでの不倫は、どうしても独身の方が感情的になってしまったり、既婚者の流儀がわからなかったりして、何かとトラブルになりがちです。

しかし、男女共に結婚を経験していてお互いを尊重できるダブル不倫カップルであれば、クリスマスをどう過ごすか、どこかの落とし所を理性的に話し合うことができる可能性があります。

華やいだ街のクリスマスは不倫にとっては鬼門

華やいだ街のクリスマスは不倫にとっては鬼門

クリスマスシーズンは、街中に出れば華やいで浮かれたイメージで溢れています。

不倫しているカップルは、基本的に時間的、あるいは場所的に制限してデートを楽しまなければなりません。

フリーの独身同士のカップルであれば、クリスマスイブをセレブっぽいホテルでサプライズを楽しみながら過ごしたり、もちろんお泊りだってそれほど難しくないでしょう。

しかし不倫カップルだと話は別になってしまいます。

クリスマスに既婚者同士が会うというのは、ここまで説明した通りかなりハードルが高いものですし、そこを強行突破してしまうと、不審に思った結婚相手が不倫を疑ったり、それによって不倫がばれてしまうこともよくあるのです。

かといって、気持ち的には結婚相手よりも不倫相手の方が「会いたい」「一緒にクリスマスを過ごしたい」と願ってしまいますよね。そう思える相手だからこそ、結婚しているのに交際しているわけですから。

そうなると、クリスマス前から、街の華やいだ景色や、手を取り合って歩く男女のカップルの姿を見て、あるいはテレビやドラマなどでそのような姿を見せつけられると、つい鬱っぽくなりがちです。

クリスマスだからこそ、普通に恋愛をしてれば人目を気にせず街中を手をつないで歩けるのに、クリスマスイブのディナーを一緒に楽しめたのに、イブの夜を共に過ごして愛しあえたのに、そんなできないことに対する妄想が燃え上がってしまう。それが不倫カップルの実情です。

さらにクリスマスプレゼントを送っても、それが相手の結婚相手に見つかると、クリスマス直後だけに不倫を疑われる確率が高くなるので、プレゼントすることすら要注意となります。どうしても贈りたい時は目立たないプレゼントを選んだほうが安全です。

クリスマスは不倫相手と過ごすより新しいパートナーと出会う方が得策

ここまで説明した通り、不倫カップルにとってはクリスマスシーズンはどちらかというと楽しいイベントというよりも、我慢してやり過ごす時期だということができます。

普通なら楽しくてワクワクして、時にはキュンキュンするクリスマスシーズンですが、不倫相手とは楽しめない、かえって辛くなるというのが、不倫カップルの宿命なんですね。

もしかしたら、そんな時期を通して今の自分の置かれている状況を冷静に見つめ直してみることも必要かもしれません。

どうしても辛い時は、誰か知らない人に相談してみるのも一つの方法。それとも、新しい相手をクリスマスをきっかけに探してみるの悪くないかもしれません。今のパートナーに不満を持っていたり、パートナーが欲しいから不倫をしているわけですからね。

クリスマスに限らず不倫の恋愛というのは、何かの障害が必ず起こり得るわけですが、不倫にはまってしまう人というのは、そういうトラブルを自ら望んでしまう性格だということも、しっかりと自覚しておいたほうがいいかもしれません。

不倫しているからどうしてもクリスマスが辛くてやり過ごすなら

家庭を持っている側であれば、クリスマスを家族とともに過ごすことになるでしょうから、クリスマスがどうしても辛い、ということは少ないはずです。

本音を言えば不倫相手とクリスマスを過ごしたいとは思うでしょうが、子供がいれば家族と過ごすクリスマスが辛いと感じることもあまりありません。子供がいなくても、結婚相手とクリスマスを過ごすのは、不倫を隠すためには絶対必要なことですから、仕方がないと諦めることも難しくありません。

しかし、独身で不倫をしているとクリスマスをともに過ごすパートナーがいないわけですから、どうやり過ごせばいいか困ってしまうということあります。結婚している不倫相手が、幸せそうにクリスマスを楽しんでいると妄想してしまうと、一人で過ごさなければいけない自分がますます惨めになってしまいます。

そんな状況で、どうやってこの華やいだクリスマス期間をやり過ごせば良いのでしょうか。

一番大切なのは、クリスマスに直面しないことです。クリスマスの雰囲気がある場所にはできるだけ立ち寄らないように意識することが、クリスマスを辛く感じない一番の方法です。時には、通勤のルートを変えてクリスマスイルミの中を通らないようにすることさえも必要でしょう。

また、暇な時間を作るのも問題です。暇になってしまうとあれこれ不要なことを考えてしまいますから、可能な限り暇な時間を作らないよう努力しましょう。

もし暇な時間が出来てしまいそうであれば、DVDやネットの動画サイトで映画をひたすら鑑賞するというのも一つの方法です。

外出先で暇な時間が出来てしまいそうなら、本や漫画を持ち歩き、空いた時間に読んでも良いでしょう。

スマホゲームに熱中するというのも、暇な時間をなくす方法です。

ただし、映画にしても本にしても、恋愛系のものは避けたほうが無難です。せっかく暇な時間をなくすために見始めた映画で、さらに辛くなってしまっては本末転倒ですからね。