【修羅場報告】ひいろ(34歳)「同い年で自営業の彼」

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当時30歳目前の私は、職場と家の往復で出会いのチャンスが無い生活に焦っていました。

周囲にも「結婚出来るか不安」と話していたある日、紹介話が舞い込んできました。

お相手は、同い年で自営業の彼

紹介してくれた友人からは、「誠実で真面目、仕事も一生懸命する、とてもオススメの男性」と聞いていました。

是非にと早速デートをして、不器用ですが誠実そうな彼に、会ったその日にとても惹かれました。

「結婚願望が強い。早く結婚したい」と言う彼とはトントン拍子に交際、彼のご家族へのご挨拶、同棲まで発展しました。

初めての同棲はワクワクした気持ちで始まりましたが、彼は月に1〜2日しか休みが無いほどの激務。

好きな事を仕事にして、自分の仕事に誇りを持っている彼の力になりたいと、フルタイムで別の仕事をしている私も彼の仕事を手伝うようになりました。

そんな多忙な中、お互いの友人や職場の方と食事会をしたり、順調に交際をしていました。

数ヶ月経ったある日、彼のスマホにLINEのポップアップ通知が来ました。

何気なく見ると、女性の名前で「昨日はありがとう♡」と…昨日は仕事のはず。

私の知っいてる彼のイメージとは一致しない出来事に、一瞬思考回路が停止しましたが、寝ている彼を起こし、「これは何?」と質問すると「迷惑メールだから気にしないで」と苦しい言い訳。

事態を飲み込めないまま、まずは仕事に行き、頭の中は疑問でいっぱいのまま1日過ごしました。

そして帰宅時間。今日は1人で一晩考えて過ごしたいと思った私は、一旦帰宅する事にしました。

帰宅したらいつもは仕事で遅い彼が玄関で待っていました。

「今日は1人になりたい」と告げ、外泊準備をしている私に、謝り続ける彼。

まともに取り合わない私に彼は段々ヒステリックに怒り始めました。

危険を感じた私は荷物を持って自転車で逃走。

彼も自転車で追走して来ました。

どこに逃げようか考えながら走っていると、なんと彼が自転車ごと体当たり

2人で自転車ごと転倒、私は手を擦りむいて流血。

それでも尚怒鳴り散らす彼に恐怖を感じた私はなんとかして彼を撒き、ネットカフェに宿泊しました。

一晩経って少し冷静になり、「あんなに怒るなんて、彼は無実で私が濡れ衣を着せてるのかもしれない」と不安になった私は、その晩こっそり帰宅。

彼の寝ている隙に携帯の履歴を確認しました。

そうすると、出てくる出てくる、大量の女遊びのメールやLINE。

激務だと思っていたのに、実は風俗店、出会い系、元彼女とのデートに時間を費やしていたのでした。

動かぬ証拠を見つけて未練は一切無くなり、すぐに引越し先を見つけて電話もメールも拒否にしました。

当時は結婚に焦るあまり、相手の人間性を見ていなかったと反省しています。

人間には色々な側面があり、友人・職場・恋人とそれぞれに見せる顔が違う場合もあるので、評判を鵜呑みにしてはいけないと痛感しました。

もし結婚を考えている相手に何かひっかかる点があるなら、きちんと確認する事をおすすめします。

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