ミナミ
最新記事 by ミナミ (全て見る)
- 既婚者が合コンに行くのは不倫が目的?経験者の声を聞いてみた - 2022年10月9日
- 不倫相手と距離を置くことに意味はある?体験者に聞いてみた! - 2022年9月26日
- 好きだけど距離を置く必要があるのはどんなとき? - 2022年9月17日
不倫というのは一つの恋愛の形と言えますが、普通の恋愛とはやや特殊な形であることは確かです。「特殊な形」であることを特に感じるのは、不倫相手と別れる時かもしれません。
不倫相手とどんな時に別れたいのか、そして本当に別れられるのか、詳しく調べてみました。
「不倫相手と別れたい」とはどういうこと?
不倫相手と別れたい。不倫カップルのどちらかがそう考えるとき、一つよく見つめておく必要があることは、不倫カップルにとっての別れとは何か、ということです。
不倫カップルというのは、そもそも秘められた関係ですから、「別れた」と言っても、それを他人が知ることはほとんどありません。
不倫していることを知っているのは、当事者以外は本当に仲の良い友人などに限られていますから、別れたという事実はほぼ当事者同士にしかわからないものです。
人というのは、何かを決めた時にそれを自分だけで続けていくのは難しいもの。結婚していたり、周りの友人が2人の関係を知っている場合は、別れた、となると多くの人にそのことが知れ渡りますが、不倫カップルの場合はそうではないのです。
そうなると、たとえ別れたと言っても、いつでも元に戻ってしまいやすいのが不倫カップルの別れの特徴です。
また、不倫カップルにとって、何をもって別れたかというのも実は分かりにくいものです。
不倫でよくあるパターンは職場内の不倫です。
職場内の不倫カップルは、仮に別れたいと思ったとしても、別れた後もまた毎日顔を合わす状況にあり、なかなかはっきり別れると言いにくいものです。
仮にもう別れたいから体の関係はやめにしようとお互いに決めたとしても、その後もズルズル関係が続いてしまうのが、職場内の不倫なんですね。
このように別れたいと思っても、なかなか別れられない、何をもって別れたと言えるのかがわかりにくいのが、不倫なのです。
不倫相手と別れたいと思うのはどんな時?
さて、では不倫相手と別れたいと思うのはどんな時でしょう。
一番の理由は、「バレるのが怖い」という心理です。
不倫というからには、どちらか、あるいはお互いに結婚している相手がいるわけで、その相手に不倫がばれてしまった場合に迎えるのが修羅場です。
単にもめ事で済めばいいのですが、不倫がバレれば場合によっては訴訟になり、慰謝料が請求されることもあるのです。
その金額は一概には言えませんが、決して安いものではありません。OLであれば年収の半分くらいは必要になるはずです。
こういったリスクを考えずに恋に落ちて不倫に走ってしまった場合、ふとそのリスクを冷静に考え直して、不倫相手と天秤にかけると、別れたい、という気持ちが大きくなってきます。
もう一つは不倫相手から心が離れてしまった時。これは、普通の恋愛と同じですね。
しかし不思議なことに、不倫相手に飽きてしまうというのは、女性には少ない心理のようです。また、男性にとっても「不倫相手は結婚しなくてもいい都合の良い女性」という認識が多く、あえて自分から別れを切り出すことが少ないようです。
つまり、不倫カップルが別れたいと思うことは、案外少ないようです。
不倫相手と別れたいと思わざるをえないパターンとは?
自分たちから望んで別れたいと思わなくても、状況によっては別れなければならないパターンもあります。
そう、不倫がバレた時ですよね。
結婚している妻や夫に不倫のことがバレてしまったら、普通の状況であればその後不倫相手とは会えない、別れなければならなくなります。バレただけで、その後の訴訟や慰謝料などの問題が発生しなければまだマシですが、それでもバレてから関係を続けるというのは、普通の発想ではありえないことです。
しかし、意外なことに不倫が相手のパートナーにバレた後でも、別れずに関係を続けるカップルもよくいるのです。
これは、不倫していることが自分の夫や妻にバレたけれど、彼らはまさかバレたのにその後も関係を続ける訳がないと考えてしまう、つまり油断してしまうことが多いからです。
不倫関係でお互いの思いが消えたわけでもないのに別れなければならなくなる状況では、どうしてもまた会いたい、まだ関係を続けたいと望んでしまいます。そんな感情を持ちながらスパッと別れたいと思うことは、案外難しいものなのです。
やはり自分が心から別れたいと決意しなければ、不倫相手と別れることは難しいのかもしれません。
不倫相手との別れ方
では、心から不倫相手と別れたい、そう決めたらどのように別れれば良いのでしょうか。
もちろん普通にもう会わない、関係を持たないということを、きっちり守っていくことがその唯一の方法だということは間違いありません。
しかし、先ほどのような職場内、あるいは学校や何かの集まりの中での不倫関係は少なくとも「会わない」ということが難しかったりします。
実際、定期的に顔を合わせなければいけない関係の中での別れは、かなり難易度が高いものです。
もちろん「バレ」ての別れであれば、第三者が2人を引き離すこともあるでしょう。社内不倫でよくあるのが左遷ですし、小さな会社では場合によってはクビになることもあるでしょう。
こうなるともうなかなか会えなくなるわでですが、逆に言えば不倫というのはそういうリスクがあるということを考えておく必要があるということです。
仮にそのような状況でなくても、本気で不倫相手と別れたいと考えるのであれば、自らそういう状況を作らないとなかなか別れられるものではありません。
不倫相手と別れた後の注意点
さて、実際に不倫相手と別れた後、一体どんなことに気をつければよいのでしょうか?
まずはじめに注意しなければならないのは、結婚相手との別れ、つまり離婚のように法的にしっかりとした書類などを作る形式としての別れとは違いますから、実際に別れたつもりでもいつでも復縁できることがあります。
もちろん同意の上で復縁するのであれば、お互いにおいては問題ないのでしょうが、そもそも不倫自体が危うげな関係で、「本当は別れた方がいいのはわかっているけれど、どうしても別れられない」という状況で続いていることがほとんどです。
当たり前ですよね、結婚しているのに結婚相手と恋愛するというのは少なくとも社会的、あるいは知らないとはいえお互いの家族にとってはマイナス以外の何でもないのが不倫です。不倫相手とは別れたほうがいいというのは、いうまでもないことです。
それでもなお続いている不倫関係は、たとえお互いに「別れよう」と決めたところで、なかなかスッキリと離れられないものです。
諸事情で、あるいは気持ち的に離れることになっても、どちらか一方が不倫相手をその後も望んでしまうことも多々あります。
特に男性に都合よく女性が遊ばれているようなパターンでは、なんだかんだと言いながら男性がまた会いたいと言ってくるものです。
不倫の別れのパターンは様々ですが、このように女性がいいように遊ばれている不倫であるなら、別れを決意できた時点でしっかりとその決意を揺るぎないものにして置いたほうがあらゆる意味で賢明と言えます。
しかし残念ながら、このように「都合のいい不倫相手」のパターンを、女性側が自覚することが少ないのも事実です。
まとめ
不倫という恋愛の形は、非常にリスクが高いものです。何かあった時に失うものは通常の恋愛と比べて、かなりたくさんあるのです。
ですから、不倫相手と別れたいと思っても、実際に別れるためには通常の恋愛と比べてたくさんの手順が必要になるものです。
いずれにしても、別れたいと思うのなら感情に振り回されるのではなく、客観的に自分の状況と、不倫のメリットデメリットを冷静に分析するところからスタートさせましょう。