信じるから開ける！恋愛占い
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結婚してすぐ、主人の仕事が忙しくなりました。
朝から日付が変わるまで帰ってこない日が続き、更には仕事場の近くにマンスリーのアパートを借りて、家には帰ってこないようになりました。
そんな日が続いた休日、主人が不在のときに友人からバーベキューのお誘いがありました。
友人の彼氏と、彼氏の友人数人で盛り上がろう！ということだったので、寂しさに耐えかねていた私は参加することにしました。
そこで出会ったのが不倫相手の男性でした。
男性は会うなり私を可愛い可愛いと持て囃してくれて、お酒をついでくれたり、お肉をよそってくれたりととても優しかったです。
その上話も面白く、場を盛り上げるのが上手な方でした。
お昼から始まったバーベキューは、あっという間に夜になり、辺りは暗くなりました。
彼は手を繋いできたり、連絡先を聞いてきたり、甘い言葉を囁いたり・・・。
何度もキスをしました。
主人のいない、精神的肉体的寂しさが後押しし、その日のうちに彼とホテルへ行き、一夜を共にしました。
身体の関係を持つことに抵抗はありましたが、寂しいというその思いだけで身体を重ねてしまいました。
最中も彼はとても優しく、どんどん惹かれていきました。
彼は、私に夫がいてもいいから付き合いたいと言ってくれ、そこから不倫が始まりました。
そこからは、主人がいないことを良いことに自宅にまで呼んで愛を育みました。
彼は私のわがままできまぐれで、素直じゃない、全然可愛くない部分も愛してくれて、それを言葉にして伝えてくれる、まさに理想の男性でした。
ですが、２ヶ月ほどたって、主人の仕事が落ち着き出すと会える時間が減り、徐々に連絡を取り合うこともなくなってしまいました。
悲しかったですが、これでいいのだと言い聞かせました。
こちらから「会いたい」と連絡してしまいそうになりましたが、不倫発覚を恐れて何とか堪えました。
一度、友人の結婚式で再会し、二次会会場のトイレで偶然出くわしました。
その時はお酒も入っており、懐かしさと愛しさからキスをしてしまいました。
強く抱き締められ、何度も耳元で「可愛い」と言われ、不倫していたときの思いが甦りましたが、主人のことを思いだしぐっと堪えました。
それからは本当に連絡をとっておらず、最近彼は結婚したと風の噂で聞きました。
幸せになってほしいという気持ちと、私以外の女性と結婚し、子どもを作るのかと考えると悔しいような、寂しいような複雑な思いです。
バーベキューに誘ってくれた友人にはかなり叱られました。
自ら幸せを壊すようなことをするなと。
あぁ、そうだなと何度も彼への気持ちを忘れようと思いましたが、その時は無理でした。
ばれなければいい、と開き直っていました。
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