信じるから開ける!恋愛占い
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私が彼女と出会ったのは営業先でした。
当時営業先の監査を行っていた私は事務として雇用された彼女とやり取りを行う立場にありました。
第一印象は年上で真面目なのにとても笑顔が可愛い人だなと思い、不倫をする気はまったくなかったのですが仲良くなりたいと考えていました。
幸いにも営業先は人が少なく、事務所に二人きりになる機会も多く、仕事だけでなくプライベートの話をするのも時間がかかりませんでした。
ちょうど私の子供が生まれたばかりで妻が実家に帰っており、また彼女も子供が全寮制の学校に合格し、夫の帰りも遅いことが多いと聞いたので、心が踊ったのを覚えています。
はじめてのデートはファミレスでランチ
冗談めかして彼女をデートに何度か誘い、ようやくランチを一緒にできたのがはじめてのデートです。
他愛もないファミレスのランチがとても美味しく感じました。
その場ではお昼ということもありあまり込み入った話はできませんでしたが、二人の距離は確実に縮まり、後日事務所で打ち合わせを行う際も更に楽しくやり取りを行うことができました。
2回目のデートは1回目のデートの半月後、夜の居酒屋でのことでした。
酒が入りいつも以上に楽しそうな僕と彼女は盛り上がり、いつしか夜の生活の話になることも多く、私は妻が実家に帰っており1ヶ月ほどレス、彼女はもう何年もレスとのことでした。
その時初めて私は彼女と不倫関係になりたいと思ったのです。
しかし彼女は私とは比べ物にならないほどモラルが高く、予め釘を差されてしまいました。
そして一線を超えたのが彼女の誕生日、妻が自宅に帰ってくる2週間前のことでした。
レジャーが充実しているホテルでのお昼のランチを終え、休憩室を利用しているとき、隣り合った二人はどちらからともなく唇を重ねました。
その後はもう歯止めが効かず、お互いの体を何時間も貪り合ってしまいました。
その後も妻が自宅へ帰ってくるまで暇さえあれば待ち合わせを行い、お互いを求めあったことは昨日のように思い出します。
そんな中突然終りを迎えたのは彼女の夫の転勤でした。
それを知ったのは営業先の社長からで、彼女は私には一言も教えてくれませんでした。
慌てて電話やメールをしたのですが全くつながらず、一度だけつながった際も終わりにしようとあっけなく伝えられました。
どうして彼女が私に何も言ってくれなかったのか未だにわかりません。
ですが私が血眼になって彼女を探しても、私達夫妻も彼女たち夫妻も誰も幸せにならないことはわかっています。
それでも私は未だに彼女を忘れることはできず、仮面をかぶったまま妻や家族と過ごしています。
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