【不倫体験談】(40代男性)車好きな彼女とのプラトニックな不倫関係の話

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転職先で彼女と知り合う

私が彼女と出会ったのは2社目の転職先でした。

彼女は、契約社員として勤め先で就業していました。

仕事は直接重なりませんでしたが、私がプログラムを作成し、彼女がその内容をドキュメントやシミュレーションする担当でしたので、話をする機会はありました。

彼女は、ワンレングスで若い頃の仲間由紀恵のような後ろ姿でした。そして、こちらを見るときは少し長い髪で顔が隠れるようにしていました。自然な髪の流れでしたが。

私は若かったし、昔のことなので、少しそのことをからかうように話しかけました。しかし、長さやサラサラした髪は彼女の自慢ではあったので、話に触れられたことはよかったと思っているようでした。

その後、彼女は契約期間を終え、いったん私の勤め先を離れましたが、関連会社に正社員として就職しました。

車好きな彼女と会話やドライブを楽しむプラトニックな関係

彼と一緒に歩く女性

再開したのは、両社で研修会を開いたときで、私のことを覚えてくれていました。私は、わからないふりをしていて、気づかれたときは「あちゃ~」と答えてしまいました。しかし、彼女は先にからかわれた仕返しか「ホントはうれしいくせに…」と言ってきました。そんな物語のような言葉を、現実に聞くことがあるとは夢にも思っていませんでしたが、うれしいことは確かでした。

彼女は私以上にクルマに詳しく、勤め先の駐車場で自分の改造された車をよく説明してくれました。走り屋として、拠点にしている修理工場で代々受け継がれた車であること、それが自分に回ってきたことをうれしく思っていたのだと思います。私はあまり詳しくないふりをして、話を聞いていました。実は私も車好きではあったのですが、彼女の話を聞いていたくて、なるべく話してもらうように、聞く方に徹していました。

走り屋さんの車は車高が下げられており、シートも独特の形状をしています。ドアを開け、スカートのまま乗り込む所作は、颯爽してとてもきれいでした。クラッチの操作もスムーズで甲高いエンジン音を響かせ、広い道路を流していきます。

私は、クルマに興味あはっても走り屋さんほど運転はうまくないので、同じ車でもレンタルカート場でレンタルカートに乗って一緒に走るのが精一杯でした。そこでも、彼女は一番時計を出します。

華奢に見える腕で、力強くステアリングを切り、コーナーを走り抜けていきます。タレントレーサーやバイク乗りとは違って、実力はありますから、私は付いていけません。それでも、また一緒に行こうと言ってくれました。

カッコいいところを見せられない私は、彼女に魅かれ楽しい時間を過ごしながらも複雑な気持ちでした。

彼女とは今でも関係性を保ったまま

告白される

彼女は今結婚していて、子供もいます。

私にも会わせてくれます。

もう私は、からかうような幼稚な話し方はせず、ひたすら姉妹のようにみえる娘さんと彼女を見て持ち上げるばかりです。

彼女はうれしそうです。それだけでよかったのではないでしょうか。

一線を超えるとか、超えないとか、芸能人の見せ物のような話は現実ではないんだと思います。

例え結ばれなくても、そこあった幸せを取っておければよいのだと思っています。

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