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近ごろ、不倫をテーマにしたテレビドラマや映画、漫画が話題になることが多いですよね。ニュースで芸能人の不倫について報道されることも、一昔前に比べるととても多くなった気がします。
でも、
「意外と不倫ってみんなしているものなんだな」
と勘違いをしてはダメ!
不倫が夫にバレてしまった時は、「とんでもない代償」があなたを待ち受けているからです。
今回は「不倫の代償」について詳しく説明をします。「スリルがある恋愛をしてみたい」なんて妄想を描いている人は、まずこの記事を読んで不倫の怖さを知っておきましょう。
不倫の「代償」ってどういうこと?
「不倫したら謝って不倫相手とお別れをすれば解決なんじゃないの?」
なんて、軽く考えている人はいませんか?
結婚するということは、パートナーのことを一生愛し続ける「契約」をするということです。契約違反をしたのに「はい、ごめんなさい」で済むはずがありません。
浮気がバレてしまった時、ほとんどの人が何かしら「代償」を支払っています。
代償として何を支払うかはその夫婦によって変わってきますが、相手の家に謝罪しにいくだけとか、数万のお詫びでチャラにするなんて軽いものではありません。
「取り返しのつかない大きな代償」を支払わなければならないケースが多いです。
では、具体的にどんな代償を支払わなければならないのか、次の章で詳しく説明をしていきましょう。
不倫の代償1.慰謝料を請求される
不倫がバレてしまった場合、不倫相手の妻から「慰謝料」を請求されることがあります。必ずではありませんが、たった一度の浮気でも請求される可能性はあるので注意が必要です。
さらに、自分たちの浮気が原因で不倫相手の夫婦が離婚し、子供がいる場合は「養育費」も請求されることがあります。そうなると、金銭面でかなりダメージを受けることになるでしょう。
私の周りでも不倫をして慰謝料を請求されたという人はいます。不倫相手の妻からすれば、「傷つけらた」ということになるので、当然のことでしょう。
不倫の代償2.離婚に発展する
たった一度、浮気相手と2人きりで食事に行っただけでも、「離婚」まで発展するケースは少なくありません。特に子供がいない夫婦の場合は、離婚を決断するまでのペースが早いです。
「今の夫が嫌で別れたい」
という気持ちで不倫をしていたのなら少し話は変わりますが、ちょっとした出来心であれば、離婚という代償はかなり大きなものでしょう。
不倫の代償3.周りの信用を失う
いくら不倫がテーマのドラマが話題になったとは言っても、「不倫」というのは世間的にみれば「悪いこと」です。不倫に対して批判的な意見の人が多いことは変わりません。
そのため、不倫をしたことで夫の信用はもちろんのこと、
・自分の家族
・夫の家族
・友達
・近所の人
などの信用を失ってしまうこともあります。
不倫の話というのは、隠しているつもりでもあっという間に周りに広まります。会社やご近所の中で、「あの人って不倫して離婚したらしいよ」と嫌な目で見られることも。
そのような目にあいたくないのであれば、ドラマはドラマ、現実は現実としっかり区別を付けましょう。
不倫の代償4.我が子に会えなくなる可能性も
夫との間に子供がいた場合、離婚後に子供と会うのを夫に「拒否」されてしまうこともあります。
子供としては「お母さんに裏切られた」という気持ちですから、子供本人も二度と会いたくないと感じていることもあるでしょう。
お腹を痛めて産んだ我が子と一生会えないなんて、ツライと思いませんか?
不倫は夫婦間の問題だけでなく、子供にも影響を及ぼしてしまうことは忘れないようにしましょう。
不倫の代償はどう支払ったらよい?
このように不倫の代償というのは、女性一人で背負うのはとても大変なものです。しかし、不倫をしたことが事実の場合は支払わなければならないもの。一体どのようにして清算していけばよいのでしょうか?
お金の問題は弁護士に相談する手も
貯金もなく月のお給料も少ないという女性は、多額の慰謝料を支払うのは現実的に難しいですよね。両親が助けてくれれば良いですが、借金することを考える人もいるでしょう。
しかし、多額の借金もまた一人で返済していくのはツライもの。粗悪な会社からお金を借りたばっかりに、利息だけでとんでもない額に!という自体も招きかねません。
そんな時は、弁護士に相談してみるのも一つの方法です。慰謝料請求に関する相談だけなら、無料で対応してくれるところもあります。
やみくもに一人で解決しようとせず、困った時はプロに頼むと余計なトラブルを防げます。
子供に会わせてもらえるようにお願いする
子供があなたのことを受け入れている場合は、子供には定期的に会わせてもらえるよう夫に相談をしてみましょう。離婚をしても子供とは会っているという人は少なくありません。
子供にとっては母親の浮気も、両親の離婚もショックな出来事には変わりはないです。しかし、「どんなことがあっても母親は母親」と思うのも確かなこと。
あなたの方に子供と一生離れ離れになりたくないという意思があるのなら、夫と話し合い理解してもらうように努力をしてみましょう。
環境を変えてイチからやり直す
ご近所や会社の社員からの目が気になって耐えられないという場合は、環境を変えることも一つの方法です。引っ越しをして知り合いがいない場所で暮らしたり、職を変えるなどをして、イチから出直してみましょう。
私の勤めていた会社でも、不倫がバレてしまい気まずくなって会社を退社をした人がいました。不倫をしたという事実は変わりませんが、正しい道でやり直したいという気持ちがあるのなら、周りの環境を変えることは大切です。
新しい環境では浮気や不倫に手を出さないと自分に誓いましょう。
失うものがあってもなぜ不倫をしてしまうのか
このように、不倫をすると「全てを失う」と言ってもいいほど、たくさんの代償を支払わなくてはなりません。それなのになぜ、人は不倫や浮気をしてしまうのでしょうか?
不倫をしている人の中には、家庭も仕事も順調で、生活に何不自由ないという人もいます。妻や夫のことは変わらず愛していますし、子供のことも大切にしているのです。
そのような人たちの多くは、
「不倫してもバレることはない」
と思っていることが多いです。
不倫相手との連絡をこまめに削除したり、外で会う時は時間も場所もバレないように綿密に計算します。ボロさえ出さなければ、不倫していることはバレないと自信を持っているので、代償を支払うことまで考えていないのです。
もしあなたの方に不倫や浮気に手を出す気がないのに、妻子ある男性から食事やデートに誘われた時は、きっぱりと断るようにして下さい。
相手は「もしも」のことを考えていませんので、もし不倫がバレても、あの手この手で言い逃れをしてくる可能性があるからです。
大切なものを失いたくないのであれば、うかつに不倫や浮気に手を出さないように注意しましょう。
まとめ
ひと昔前に「不倫は文化」というような発言をした方もいらっしゃいますが、今でも不倫は「悪いこと」として代償を支払わなければならないことは確かです。
不倫が当たり前のように錯覚してしまいそうな時代ですが、現実はそうでないということをしっかりと頭に入れておきましょう。
「危ない恋を一度はしてみたい」とか、「内緒の恋ってドキドキする」など、軽い気持ちで手を出さない方が良いです。
もし、不倫をしてまでも親密になりたい人が現れてしまった時は、「全てを失ってもいい覚悟」をしておく必要があることは言うまでもありません。