【不倫体験談】マリナさん（46歳）「不倫の始まり～卒業まで」

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不倫の始まりはタイミング

不倫をしている人の大半がそうかと思いますが、まず不倫をしようと思ってする人はほとんどいないと思います。

もちろん私もそうでした。

今まで何度か不倫の経験がありますが、思い返してみると、偶然タイミングが良かったことがキッカケになっているものが多いです。

以前、仕事で必要な包材を買うために、珍しく会社の後輩に車で連れて行ってもらった時の事です。

そのときちょうど私は主人とうまく行っておらず、精神的に不安定でした。

若い男の子と2人きりで話すことなんてしばらくなかった私はその移動の間がすごく楽しくて、今までの結婚生活で溜まっていたストレスを一気に吐き出すように話をしていました。

彼も、普段はおとなしくてほとんど話したことがなかったのですが、話し始めるととても面白くて、彼のいつもと違う雰囲気を見て好感をもったのを覚えています。

目的地について、お店でお目当てものを見つけ、レジで支払いをしようとしたら、私の持ち合わせが足りず、急遽その彼にお金を借りることに。今思えば、あの時お金が足りていればここで終わっていたんだと思います。

私はその日、家に帰ってきて今日あったことを思い出した時、胸がドキドキするのを感じたことを今でもはっきりと覚えています。

翌日、私は彼に立て替えてもらったお金を返すときに、手紙を添えようかどうしようか悩みました。

手紙なんて迷惑だろうなと思う気持ちと、もう一度昨日のように彼と楽しく話がしたいという気持ちとで、ギリギリまで悩みましたが、やはりまた話したいと思う気持ちには勝てず、ドキドキしながらお礼の手紙を渡しました。手紙にメールアドレスを書いて。

でも、何日待っても彼からメールは来ませんでした。やっぱり迷惑だったかなという気持ちと恥ずかしさでいっぱいになりました。

そう思う反面、彼への気持ちは高まるばかりでどうにもならなくなり、いけないことだと思いつつ、ついに会社の緊急連絡網の連絡先リストから、彼の携帯電話にショートメールを送りました。

彼から返事が来て、なぜメールくれなかったのかと聞くと、彼なりに人妻へのメールは迷惑だろうと思っていたようです。

それから毎日のようにメールをするようになり、後に知りましたが彼もまた私のことがずっと気になっていたというのです。人妻なのでもちろん諦めていたと言っていましたが。

それから2人で会う約束をするまではそう時間はかかりませんでした。

これが私のはじめての不倫体験でした。