実録!40代女性の不倫体験談!遠回りした気付いた幸せ…

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この話はまず私の結婚はできちゃった結婚だったことから始まります。今の旦那とは大学の頃からの付き合いで大学を卒業してからお互い就職し、仕事を始めたのですが、私はその就職先に好きな人ができてしまいました。私は長い付き合いの今の旦那とは別れることができなかったのですが、私の気持ちの変化に彼は気づき始めました。あせった彼は私の知らないところでコンドームに穴をあけわざと私を妊娠させました。私は疑問に思いながらも子供ができたことに喜び、仕事をやめ、今の旦那と結婚することになりました。しかし、私と結婚して安心したのか付き合っていたころのように私に愛情を示さなくなりました。若かった私は、結婚しても子供ができても付き合っていたころのようなラブラブな夫婦でいたかったのでとてもさみしく感じていました。それに加え、子供が1歳になり保育園に預けてパートに出て社会復帰し、友達を作りたい、と言っても旦那は許してくれませんでした。旦那から愛情は示さないくせに他にまた好きな人ができることが怖かったのでしょう。私は子育てに奮闘しながらストレスが溜まっていきました。そんな時ある男性と出会ったのです。
 初めて出会ったのは子供の4か月検診の時でした。私は平日だったので一人で子供を連れてきていたのですが彼は奥さんと一緒に来ていたのを見て少しうらやましく見ていたのでよく覚えていました。それから時がたって1年6か月検診でまた彼を見たのです。めずらしいことに彼は一人で赤ちゃんを連れてきていたのです。最初奥さんはトイレかどこかに行かれているのかと思っていたのですが一向に現れません。そうしていると彼から「また会いましたね。」と声をかけてきたのです。私のことを覚えていてくれたことに少しうれしく恥ずかしく感じました。「妻が平日休み取れないものでね」と赤ちゃんをあやしながら話す彼の姿はとてもカッコよく頼もしくうつりました。私の旦那の場合、休みが取れたとしても、こういうのは女の仕事だ、と言って一緒について来てくれないだろうと思っていたからです。検診の待ち時間ずっと彼とお互い育児について、学生時代の話、趣味の話までしました。子供同士も仲良く座って遊んでいて、彼とは気が合い、気さくに話ができてとてもいい時間が過ごせ、日々のストレスが一気に消えていくのを感じました。「またいろいろ話しましょう」と彼から連絡先の交換を申し出てきたのには少しびっくりしましたが、躊躇なくラインを交換しました。その日一日ですっかり彼を好きになっていたからでしょうか。
 その日の夜、彼から「うちの子は検診で疲れて直ぐに寝てしまいました。今日は子供も含め仲良くしてくださってありがとうございました。」とメッセージが来ました。私も「これからもよろしくお願いします。」と返しました。それから毎日時間を見つけては彼とメッセージを交換していました。旦那のせいで子供を保育園にも預けることができず家に引きこもっていることを愚痴ることもあったが、お互い独身者のようなやり取りだった。私はどんどん毎日が楽しくなりそれに比例してどんどん彼を好きになっていきました。彼も臆することなくラインで愛の言葉を送ってくれるようになりました。若い恋人との会話のようでした。家に引きこもりの私にそんな出会いがあるはずがないと信じている旦那は少しも疑っていませんでしたし、旦那のいる時間は携帯を触らないようにし大人しく過ごしていました。
ある日私は子供を車で30分かけて行ける実家に半日預け、彼に会いに行きました。2か月ほどぶりの再会でした。人影がない駐車場に止めてあった彼の車に乗り何も言わず夢中でお互いの唇を貪りあいました。彼とのメッセージから仕事中心の奥さんに嫌気がさしていることを知っていましたが、彼が既婚者であることや、奥さんとうまくいっているかいないかなど関係なく私は彼を求めていました。その日は短い時間でしたがホテルで逢瀬を楽しみました。彼は一緒にいる時間ずっと私に愛の言葉をささやいてくれていました。
彼とは毎日でも会いたかったがそう何度も親に子供を預けるわけにもいかないので、電話やラインメッセージで細目に連絡を取り合い、お互いを満たしていた。そんな時旦那がある相談をしてきたのだ。今賃貸で暮らしているが、マイホームを持ちたい、というのだ。男社会で仕事していく中で男の見栄というものがあるのだろうと、すぐに感じ取った。しかもそのために私にも協力してほしいというのだ。つまり子供を保育園にあずけてパートに出てほしいというのだ。今まで大人しくしていてよかった。これからはもう少し時間を作って会いに行けると喜んだ。
私たちは今まで以上に愛し合うようになったが、皮肉なものでそのおかげで私たち家族はマイホームを購入することになった。そんな新築の家を見て、そしてそれを幼いなりに無邪気に喜びはしゃぎまわる我が子を見ていると冷静になり自分の幸せについて考えるようになった。こんなきれいで理想的な家に住めるのは毎日働いてくれている旦那のおかげだ。愛の言葉、愛情表現はないかもしれないが、これが彼の愛の示し方なのか、と自分のしていることが恥ずかしくなり、不倫をやめることを決断しました。別れはつらいものでしたが、自分の過程を守るため決意したことに悔いはありません。今は旦那に感謝を述べ、さみしかった気持ちも伝え二人の関係は改善していっています。

【不倫で悩んでいる方へアドバイス】

不倫にたいして旦那に対する罪悪感から悩みましたが、私に愛情を示さない旦那が悪いのだ、と開き直っていました。今思えば彼のことを好きとか、ではなく本当にただ単にさみしかっただけなのだと思います。それは不倫相手もそうだったと感じています。