【相席系居酒屋体験談】真面目そうな公務員との出会い

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月に二度ほど、相席系の居酒屋を女子会に利用していました。

本格的な出会いなどは一切期待してはいなかったのですが、中には連絡先を聞かれて、断るのも面倒だったので何人かの人とは連絡先を交換し、そのなかで後日連絡をしてくるのは数人でした。

相席系の居酒屋は出会いがないと思われているかも知れませんが、意外と出会いの宝庫でした。

そのなかで絶対に連絡先を交換したいと願ったのは、イケメンではないものの、結婚式の二次会で連れてこられたという、お酒もタバコもしないような真面目そうな男性で、なれない相席に萎縮しているようでした。

しかしそれが、夜の町に慣れていないように見えて、女好きな男や、遊び人ばかりを見てきた私にはとても新鮮に見えて、相席した人のことをもっと知りたいなと感じたのです。

その理由のひとつに、彼の職業が公務員だったこともあります。

私自身、相席系の居酒屋で無料で飲食するのが目当てというようなスタンスをとっているものの、年齢が三十代ということもあり結婚を意識しており、出会いを求めていたのだなと自分でも驚いてしまいました。

しかし、自分からは連絡先を交換したいと言えないので、どうにか彼から言ってもらえるように、トイレに行くと席を立ち、彼が好きそうな話題を調べて、席に戻りその話題を振るなどして、なんとか話は盛り上がりました。

また、男性がデートに誘いやすいように、ラーメン屋が好きだとか、安い飲食店を話題に出すのもポイントです。

相席系のお店は女性はどれだけいてもタダなのですが、男性は時間制でどんどんと加算されていきます。

大概の人は時間を気にしていないように見せて、ある程度で退散したり、気に入らない相手ならすぐに相席の相手を変えてもらえます。

月に二度以上は通っていたため、そろそろ帰るなというようなタイミングも読めるようになったので、このまま帰られたらヤバイと思い「もっと話したかったな」と本気で悲しそうに言いながら、スマホを握りしめるという演出で連絡先を聞いてもらえました。

実は、この方法で連絡先を交換した男性は数知れず、連絡先を聞いて欲しいと思っていた相手からは確実に聞いてもらえるようになりました。

しかし、今回はその人と本気で関係を続けたかったので、交換をしたあとにまたゆっくり話し相手になってねと言うと、すぐに彼から連絡が来て、頻繁に連絡を取るようになりました。

こういうお店で真面目そうな人はとても貴重な存在です。連絡先を教えてもらうためには、こちらも純粋なふりをして情に訴えることが大切です。

自分を高く見せるのも大切ですが、デートに誘ってもらいやすいように男性にも分かりやすい食べ物の話をするのが誘ってもらえるコツです。

また、真面目そうな人を捕まえるためには、こちらも真面目そうに近づいたり、素直にもっと話したいと伝えることが必要です。

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