実録!50代女性の不倫体験談!さすが営業マン!…

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30代の前半の頃です。私はある会社の総務部に勤めていました。事務仕事でデスクワークが多く、周囲の人も皆真面目な感じの人で、毎日あまり刺激もなくかなり地味な生活でした。そんな時、人事異動で新しく営業職の人が入って来ました。
その人は如何にも営業らしくそつのない人で、第一印象もよく、ファッションセンスも決まっていました。彼と比べると、私の周囲の人たちは如何にも野暮ったく見えたのです。しかし最初の方は挨拶をするとか、エレベーターで一緒になった時に、二言三言話す程度でした。彼との関係を決定的にしたのは、その年の忘年会のことです。
一次会が終わって帰宅する人たち、二次会に向かう人たちに別れ、私は二次会の方に加わりました。彼も二次会に参加していて、一次会のちょっと改まった雰囲気とは違い、上司のこと、同僚のことなどをあれこれ話していました。途中で私はお手洗いに立ち、出て来たところ偶然彼と出会ったのです。でもこれは偶然ではありませんでした。
彼もお手洗いに立つふりをして、私を待っていたのです。私はお辞儀をして通り過ぎようとしましたが、彼がいきなり私の手を取って、付き合ってくれないかと言いました。私は驚きました。その人は既に奥さんもいて、お子さんが生まれる予定だというのを聞いていたのです。私はそれはできないと言って、逃げるようにその場を立ち去り、二次会の途中で帰宅しました。
しかし彼は私を諦めきれなかったのか、その後も給湯室などで私に声をかけ、結局1回きりという約束で、2人で待ち合わせて食事をしました。しかしその時わかったのですが、彼と一緒にいる時間はひどく満ち足りたものでした。恐らく彼もそれを計算に入れていたのでしょう。
その後は2人で映画に行ったり、美術館に行ったりすることも多くなりました。そういう時は、彼の家から離れた場所を選ぶとか、または彼自身がサングラスなどで変装していました。もちろんホテルにも行きました。
それも本格的なホテルの部屋を取ってくれていて、2人で一晩を過ごしたりもしたのです。しかしこういう制約のある中での交際、おおっぴらにできない男女関係に、私は行き詰まりを感じ始めていました。しかもこのことが、会社で噂になり始めていたのです。
多分2人でいるのを見られたのでしょう。私はもうこの会社にいられないなと思いました。そして彼の奥さんが、赤ちゃんを出産したのをきっかけに、自分から別れを切り出し、会社も辞めてまったく別の業種の会社に途中入社しました。

【不倫で悩んでいる方へアドバイス】

私の場合、最初から既婚で子供も生まれる予定の相手だったため、いつかは別れることを覚悟していました。別れを言い出したのも私だし、その意味でそう悩むことはありませんでした。逆に、彼の気持ちの方が心配でしたが、お子さんが生まれたことで、私との関係もうまく帳消しでき、お互いによかったのではないかと思います。