信じるから開ける!恋愛占い
最新記事 by 信じるから開ける!恋愛占い (全て見る)
- 【不倫体験談】(20代女性)既婚男性と不倫の末に結婚へと進んだ話 - 2024年11月23日
- 【不倫体験談】(30代女性)務めていた病院での既婚年上医師との不倫関係 - 2024年11月22日
- 【不倫体験談】(30代男性)高校時代の後輩との「現在も続く不倫関係」 - 2024年11月21日
これは私が大学時代にお付き合いをしていた、1つ年上の彼女とのお話です。
彼女とは同じサークルに属していましたが、当時は就活やゼミに忙しかったようであまり会えていませんでした。
そのため私の方もアルバイトなどに勤しみ、週1回デートできれば十分という付き合い方だったのです。
だからこそ、多少の気の緩みもあったのかもしれません。
ある日私は、サークルの後輩の女の子から、家に来ないかと誘われました。
理由は借りていたCDを返したいとのことで、それくらいなら別に疚しくもないし大丈夫かと思っていたのです。
ところがいざ後輩の家に着くと今度は中に入らないかと誘われ、内心葛藤はあったもののそのままお邪魔してしまいました。
これが、後の修羅場のきっかけとなります。
この日は後輩との間には何もなく、普通に楽しくテレビゲームなどをしてから帰りました。
ですが後輩はいつの間にか、自分の家に私が来たことを言いふらしており、あることないことがサークル内で広まっていたのです。
そしてその噂はあっという間に彼女の耳へ届き、私と後輩は一緒に彼女に呼び出されました。
あの空気感は、今でも鮮明に覚えています。
薄暗い夕方の時間、大学の教室で睨み合う2人の女性、必死に頭を回転させて「どうにかしないと」と考えていました。
そもそも嘘の内容を言いふらす後輩はどういう心理なのか、彼女は私の主張を信じてくれるだろうかなど、不安は沢山あったように思います。
言うまでもなく、彼女が最初に矛先を向けたのは私でした。
何故裏切ったのか、後輩のどこが良かったのかなど、もう初めから私が浮気をした前提で話すわけです。
しかし何とか冷静になってほしいと彼女を説得したところ、ようやく耳を傾けてくれるようになりました。
そうすると、今度は彼女対後輩という構図です。
後輩はずっと私との間に男女の関係があったと言い続け、まるで彼女を煽っているようにも見えました。
その姿はとてもおぞましく、恐らくもともと私のことを好きだったのではなく、彼女のことを個人的に嫌っていたのだと思います。
きっと私は、彼女を刺激するために都合良く使われたのでしょう。
とはいえ、私も後輩の家に行ったのは事実ですし、過ごしていた時間は正直に楽しかったです。
決定的な潔白を示す証拠はなかったですが、私がそもそも行かなければ良かったのは間違いないでしょう。
原因を作ったのは私、そう考える間に、気が付くと私は2人に声を震わせて謝罪をしていました。
今になって改めて振り返ると、この行動は最善の手だったのかもしれません。
私が謝る姿を見て、それまで攻撃的だった後輩の姿が一気に変わったのです。
後輩はその後、嘘だった内容は全て訂正をしてくれ、彼女もそれで納得をしてくれました。
それから数日後、後輩はサークルを辞め、あまり大学の方にも来なくなったと聞いています。
更にこれは大学を卒業した後に聞いたことなのですが、後輩は以前も数組のカップルを破局させたことがあったそうで、これにはとても驚きました。
ただこの経験を機に、少しでも誤解を招くことをすればそれが綻びに繋がると学習したのです。
仮に身の潔白を主張しても、それが証明できなければ意味はありません。
ならば最初から、一切の隙を見せないことが一番でしょう。
そしてああいった場面では、とにかく男性が謝ること、これが早期解決への糸口だと思います。
修羅場は、ほんの小さな嘘からでも始まってしまうものなのかもしれません。
あれから既に10年の月日が流れましたが、もう二度とあのような雰囲気は経験したくないものです。
反省点は、私が後輩の家に行ってしまったことに尽きます。
後輩の動機が何であれ、人が持つ言葉の重さや噂の怖さも体感しました。
また、彼女が私の言葉を信じてくれたこと、この喜びも大変大きかったです。
こういうとき、女性は彼氏を信じたい気持ちや怒りをぶつけたい気持ち、様々抱えているのだと思います。
現にあのときの彼女からはそうした様子が窺い知れ、一層裏切ってはいけないと強く心に決めました。
最期に、自分が悪いと思っていなくても謝ること、これは本当に大事です。
もしも今後、身に覚えのないことで修羅場を迎える人がいれば、同じように謝ることをおすすめします。
その場の落ち着きを取り戻すのにも有効なので、建設的な話し合いに繋がるのではないでしょうか。
もっと他の記事を読む→「【修羅場報告】(30代男性)妻と浮気相手が自宅で!」