信じるから開ける!恋愛占い
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現在、慰謝料について揉めに揉めている。
婚約し結婚の約束をし、さまざまなことがあったのだが、なにがしかの目的で幸福な世界というものから切り離そうとして、ホラばかりを上塗りしていた。
「一円も払ったことがない」というのが、彼の口癖だったらしい。
らしい、だろう、という噂というものは、そんなところから虚言として吐き出されるものだ。
お金を払わないことを目的とした詐欺まがいの婚約だったらしい。
駅前に部屋を借りるべく不動産屋をめぐり部屋を見学し、結婚式場を選定するために苦労していた。
苦労というものは、どこかで行き詰まりうまくいかない。
手作りのようなものに拘りすぎると失敗するので、もう出来上がっているプランの方が安心でいいらしい。
式場選びに苦労しすぎてしまい、そんなことを思ったものだ。
ホテルなどのプランならそんな苦労はないだろうに!と思ったのだ。
招待状を一枚一枚パステルで描いたある日、近所でのデートではなく、東京でのデートとなった。
晴れ渡る春の午後、とある公園にてマルシェが開かれていた。
なんのことはないフリーマーケットなのであるが、長閑な日が燦々と降り注ぐ中、並べられたものを二人見て歩いていた。
百円の皿が並んだ一角で足を止めた。
茶色い皿には、フランス語の文字が書かれていた。
皿を一枚手に取り買って!!と言ってみたのだが、百円の皿一枚で豹変してしまった。
皿を手に取ったのだが、買いもせず足早になってしまった。
呼び止めても話も聞かないではないか!呆然としたものだ。
部屋を借りる話も真っ赤な嘘だと言って豹変してしまったのだ。
どうやら、お金がないのに「結婚しよう」と嘘をついていたようなのだ。
浅薄な子どものように無責任に部屋を借りようと不動産屋を巡っていたら、幸せから切り離されていなくなると思ったからだと述べてきた。
述べる時の別人ぶりが怖いと思い、別れるしかないと思ったのだが。
別れを決め、式場をキャンセルし立て直して生きていくことを考えなくてはならないと思った。
田舎町で頼りにしていたものから切り離されたが、最後は切り離すことを目的とした詐欺だったのだ。
最初から結婚する気もなかったし、一円も払う気がなかったと述べる時の暗く汚い感じは、今思い出してもゾッとする。
恐ろしい結婚詐欺だ。
未だに慰謝料を請求しないとおさまらない!!!!!!!ということが続いている。
請求書を送ったのだが、返答はない。
夜逃げしたという噂の真偽もわからない。
まさか結婚の話で騙されるとは思わなかった。
世の中には怖い人がたくさんいるものだ。
お金を払わない男というのは、犯人なのである。
嘘をつくことで人を傷つける犯人でしかないのだ。
婚約破棄特有の徴収と言ってかなり悲惨な別れかただ。
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