【不倫体験談】(40代男性)転職先で知り合った独身女性との不倫関係の話

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転職先で不倫相手と出会う

不倫をしていた当時、自分は三十代後半、結婚十年目で共働き、子どもはおらず、夫婦とも、お互いの仕事や趣味を尊重しあう、友だちの延長線上みたいな夫婦生活を送っていました。

特に妻に対する不満はなく、回数こそ減っていたものの、月に何回か、二人のタイミングが合えば体を合わせることもありました。したがって、ワイドショーなどで「不倫」という言葉を耳にしても、他人事のようで、全く関心はありませんでした。

そんな自分の不倫の相手は、転職先の会社の事務員さんでした。

もともといた職場の先輩が、独立して会社を立ち上げることになり、その人から直接、「お前と一緒にやりたい」とお誘いがあったことで、一大決心をし、先輩の会社に転職。不倫相手の彼女は、その際、先輩と二人で面接をして採用した、三十代前半の女性社員です。

愛嬌のある顔立ちで、親しみやすいところが先輩も自分も気に入り、十人くらいの面接者の中から、彼女に決めたときは、まさか肉体関係に発展してしまうとは、夢にも思いませんでした。

もちろん、顔立ちは妻ともまったく似ていませんでした。

幸い、先輩の営業力もあって、新しい会社は順調な滑り出しで、半年後には、こちらからお客様にお断りを入れなくてはいけないくらいに、仕事が常時入るようになりました。

2人きりでの仕事が多くなり、そのまま不倫関係へと進展

しだいに仕事が忙しくなる中で、先輩は営業先との付き合いで不在がちになり、自分と彼女と、二人で深夜まで仕事をする日々が続くようになりました。

最初はの頃は、仮に終電を逃しても、タクシーを使うなどして家に帰っていたのですが、妻が忙しそうな自分に気を使ってくれ「あんまり遅くなる時は、近くのホテルを使ってもいいから、無理しないで」と言われ、ついつい、それに甘え、一週間に二、三日は、ホテル泊ということもよくあるようになりました。

不倫の始まりはそんな日々が続いたある日、彼女からのお誘いがきっかけでした。

いつものように、深夜まで働いて帰ろうとした時、先輩経由で自分がホテル泊をしていることを知ったらしい彼女の方から、「私も今日は終電がないし、宿泊のお金ももったいないので、ご一緒できませんか」というようなことを言われ、もちろん、それが、宿泊だけでなく、夜のお誘いが含まれていることも理解はしていましたが、忙しくて、そっち方面にすっかりご無沙汰していたことも影響したのか、特段、深く考えずにOKしていました。

ホテルでの彼女は、別にこちらに甘えてきたり、イチャイチャしたがる感じではなく、非常にフランクというか、まるで風俗嬢のように割り切った感じで接してきました。

割り切って楽しんでいた関係も彼女の結婚を機に終了

自分の性格的に、彼女がへんに「恋愛」を求めてきていたら、こっちはむしろ面倒くさくなって及び腰になったと思うのですが、彼女とのセックスは、むしろ、忙しい中で、互いの性欲の解消のための運動に近い感じがしていました。それが、負担感なく彼女を受け入れられた原因だったと思います。

それから、半年ほどは、深夜残業のたびに、二人でホテルに宿泊する日々が続きましたが、翌年、事業拡大に伴って社員を増やしたことで、しだいに仕事の環境も改善され、残業も減ったことで、自然と彼女との夜の宿泊も減っていきました。

そして、その年の年末に、彼女の結婚退職することになり、不倫は終わりました。

特に彼女と個別に、「不倫はもうやめよう」と話をしたわけでもなく、彼女が朝礼で結婚の報告をしたのを聞き、「ああ、これでもう、彼女とホテルに行くことはないな」と察しただけの終わり方でした。

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