既婚者と両思いになってプラトニックな関係というのはあり得るのでしょうか

既婚者と両思いになってプラトニックな関係というのはあり得るのでしょうか
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アイコ

恋愛マスター。複雑な恋愛、復縁、片思いなど、有名なメディアで様々な恋愛相談に乗ってきた経験を持つ。

既婚者とのプラトニックな両思いはあり?なし?

既婚者とのプラトニックな両思いはあり?なし?

カラダの関係がないプラトニックな既婚者との恋愛。当事者はやましい関係ではないから、特にやめなければならない理由はない、と思うかもしれません。

しかし現実的には、上記のように他人がどう思うか、ということも考慮しなければなりません。
たとえ事実でなくても、プラトニックでないという噂が広まってしまえば、それは単なる不倫として周りから見られてしまう可能性もあるのです。

そうなると、自分たちがカラダの関係がないということを証明するのは、現実的には不可能ですから噂に飲み込まれてしまうことは必至となります。

もちろんこのようにプラトニックなパートナーが、会社やコミュニティーなどのその他の関係者がいる状況だけには限りません。

全く知らない環境の相手とプラトニックな関係になるケースもあることでしょう。

そのような場合は、周りに変な噂を流す人も少ないでしょうから、面倒なことになる可能性は低くなるはずです。

しかし仮にそのような状況であっても、既婚者同士の恋愛関係であることには変わりありません。

基本的には肉体関係がなければ、それは不倫と呼ぶことができないと考えるのが一般的です。

しかしここで注意しなければいけない点が一つあります。それは、不倫=不貞行為がどのように定義されているかです。

法的な不貞行為とは原則的に肉体関係を持つことを言いますが、ではこの肉体関係とはどのように証明されるのでしょうか。

現実的に考えればよく分かります。

不倫の証拠として、実際に性行為をしている場面を見られたり、あるいは性行為をしている写真や動画を撮られたり、ということはないとは言えませんが、例え探偵を雇ったとしてもそこまでは難しいものです。

そうなるとどのように証明されるのかといえば、ラブホテルに長時間一緒に入っているのを押さえられたり、相手の家に長時間滞在したり、あるいは泊の旅行や出張で同じ部屋に泊まったりといった状況証拠を押さえられてしまうと、それは不倫したという事実になってしまうのです。

仮にその場でプラトニックなカラダの関係がなかったとしても、です。

プラトニックな既婚者との両思いをやめたいと思うのなら(まとめ)

プラトニックな既婚者との両思いをやめたいと思うのなら(まとめ)

さて、もし今あなたが既婚者とのプラトニックな両思いの関係にあったのなら、その関係を続けるべきか、それともやめるべきなのでしょうか。

プラトニックな関係であれば、本来であれば法的にも問題なく、他人からあれこれ言われる筋合いの関係ではないかもしれません。

しかし、既婚者、つまり結婚している相手がいるという立場で考えるであれば、あなたのプラトニックな関係を、結婚相手がどう考えるかも考慮しなければいけないのではないでしょうか。

特に女性は「心や気持ちの繋がり」を重視します。

人によっては肉体的に誰か他の女に奪われるよりも、心を奪われることの方を嫌うことが多いものです。

例え法律的には許されても、自分のパートナーが他の異性に心を奪われているという事実を、許せないという状況も多いことでしょう。

そこを理解した上で、なおプラトニックな両思いの関係を続けたいというのであれば、その関係を絶対他人には漏らさず、自分たちだけの秘密として将来的にも続けていくようにすることが、周りの人たちに対する責任であり、プラトニックの恋愛を続ける義務と言えるのではないでしょうか。

プラトニックラブという、言葉的にも、あるいは関係的にも美しいものと捉えてしまいがちですが、現実的にはトラブルやいざこざの原因にもなり得るということをしっかりと意識した上で、関係を続けるなり、あるいは清算するなりの判断をするべきといえるでしょう。

もっと読む→「既婚者の「遊び」と「本気」を見分ける決定的方法」