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近ごろはワイドショー番組などで芸能人の不倫が頻繁に報道されたり、不倫をテーマにしたドラマが話題になったりと、昔よりも不倫が身近に感じることもあるでしょう。
しかし、世間的に見れば不倫は「いけないこと」ですから、発覚した時には代償を支払わなければなりません。
特に社内での不倫は、会社全体を巻き込む恐れがあるため注意が必要です。周りにバレてしまった場合、職を失うことにもなりかねませんので、社内不倫にはそれなりの覚悟が必要と言えます。
今回は「社内不倫がバレた時の代償」を5つご紹介します。もし今現在、社内不倫をしているという人は、一度確認しておいた方が良いでしょう。
社内不倫がバレた時の代償は大きい
もし不倫相手との繋がりが密接ではなかった場合、バレそうになった時点で連絡を絶ったり、万が一バレても当事者同士だけの話し合いで済むこともあります。
しかし、社内での不倫となるとそうはいきません。不倫の噂は瞬く間に広がりやすいですから、不倫がバレた次の日から苦しい思いをするということも少なくないのです。
さらに、不倫は職場の空気や規律を乱す行為ですから、役職を剥奪されたり、最悪の場合は「クビ」になることもあります。
不倫相手が社内にいると、相手と会う機会も多いですから、周りにバレる可能性も高いです。会社というのは、不倫相手を見つけやすい場所だと思っている人もいるかも知れませんが、最もバレる可能性が高く、そして代償が大きい「リスキーな不倫」と言えます。
社内不倫がバレた時の代償その1.役職などのキャリアが消滅
どんなに真面目で仕事熱心な人でも、不倫をしていたと分かれば、その人の評判は一気に下がってしまいます。もちろん「普通」よりも下の、「最低」な評価です。
リーダーや課長などの役職を剥奪されるのはもちろんのこと、今まで積み上げてきた実績もなかったことにされてしまいます。「雇ってあげているだけでもありがたいと思え」ということですね。
当然お給料は下がってしまいますし、そこから再度昇進をしたり、キャリアを積み重ねていくのは非常に難しいと言えます。もともと役職がなかったにしても、相当肩身の狭い思いをするのは確かです。
これは男性だけでなく女性にも言えること。女性の方が噂好きな人が多いので、冷たい目で見られたり無視をされたりと、精神的な苦痛は大きいかも知れません。
この状況に耐えきれず、自ら退職をするという人も少なくないのが現状です。
社内不倫がバレた時の代償その2.職を失う
キャリアを失うだけならまだ良いかも知れませんが、最悪の場合は「クビ」になることもあります。
大企業であれば、噂が本当かそうでないかに関わらず、会社の風紀を乱したという理由で退職させられてしまうこともあるのです。
会社によっては、男性と女性どちらかだけを退職させる場合もありますが、1人だけ残されるのも大変な思いをします。
稼ぎがなくなると当然生活をしていけなくなりますから、新しく職を探さなくてはなりません。さらに慰謝料を請求されていたとしたら、文字通り「地獄の苦しみ」を味わうことになる可能性があります。
社内不倫がバレた時の代償その3.慰謝料を請求される
これは社内不倫に限ったことではないのですが、不倫がバレると相手の配偶者から慰謝料を請求されることがあります。
社内不倫でなければ、その後も働いて支払っていけばなんとかなるかも知れませんが、もしクビになって再就職となると、低賃金からのスタートになるでしょう。
慰謝料は数百万円単位ですから、いくら貯金があったとしても、経済面ではかなりのダメージになります。もし、不倫が原因で離婚し、相手に子供がいた場合は「養育費」まで請求されることもあるのです。
そうなると、男女ともに簡単に支払える額ではなくなってきますよね。「社内不倫がバレでも会社を辞めればいいか」なんて簡単に考えていると、普通の生活すら難しいぐらい、経済的に苦しくなってしまうかも知れません。
社内不倫がバレた時の代償その4.離婚に発展してしまう
社内で不倫がバレると、社外の相手との不倫がバレた時よりも事が大きくなりやすいです。社外の相手なら個人的な話で済むこともあるので、近所の噂にならない可能性もあります。
しかし、社内となると会社全体を巻き込むことになるので、周りに内緒にしておく、ということはできません。
自分の妻や夫が会社で不倫していたと大騒ぎされていたら、今すぐにでも離婚をして縁を切りたいと思うのが普通ですよね。そのため、社内不倫は「離婚」に発展する可能性が高いと言えます。
「スリルを味わってみたい」という好奇心から社内不倫に手を出すと、全てを失ってしまうかも知れないことは忘れないでおきましょう。
社内不倫がバレた時の代償その5.再就職が大変なことも
社内不倫がバレてクビになった場合、次の職を探さなくてはなりませんよね。女性はパートやアルバイトでも良いかも知れませんが、男性はそうはいきませんから、履歴書を持って企業へ面接にいくというのが多いでしょう。
しかし、中途採用となると、年齢によってはなかなか職を見つけられないこともあります。企業によっては「なぜ前の会社を退職したのですか?」と質問することもあるでしょう。会社の都合や身体的な理由ではなく「不倫」によって前職を失ったのですから、なんとかごまかすしかありません。
会社側としては「できるだけ長く働いてくれる人材」が欲しいと考えています。そこで、訳の分からない理由で辞めた過去がある人だと、ちょっと採用しにくいと考えるのが普通ですよね。
働ければどこでも良いというのであればそこまで難しくないかも知れませんが、一般企業でもう一度スタートしたいと考えるなら、その道は簡単ではないと思っておきましょう。
社内不倫の代償を支払いたくないならすぐにやめるべき
社内不倫は、
・頻繁に会う機会がある
・2人きりで行動できるチャンスがある
・仕事を理由に社外のデートがしやすい
・立場上、自然に密接な関係になれることがある
などの特徴があります。
一見、社外の人との不倫よりもオープンな関係でいられて、メリットがあるように感じますよね。
そこで、忘れてはいけないのは、2人でいるところを多くの人に見られている、ということです。上司と部下の関係なら、2人きりになることは普通のことかも知れません。
しかし、不倫関係にある人同士というのは、意識していなくても独特の「雰囲気」が出てしまいやすいです。
社員の中には鋭い人もいますから、ちょっとした違和感から「怪しい」と勘付かれることもあります。自分たちのことを全く知らない人が相手なら、普通のカップルや夫婦だと思うかも知れませんが、社内の人間は2人の素性を知っています。
そのため、「怪しい=不倫」とすぐにバレてしまうのです。
社内不倫の代償はどれも大きなものばかりです。職を失いたくない、離婚はしなくない、と考えているなら、今すぐに辞めるのが得策と言えるでしょう。
まとめ
「上司と部下の不倫」というのは、漫画やドラマでもよく見かけるパターンですよね。作られた世界に憧れて軽い気持ちで手を出すと、あなたが大切にしているもの全てを失ってしまうかも知れないので注意しましょう。もし、それでも社内不倫が辞められないというのなら、「代償を受ける覚悟」が必要なことは言うまでもないですよね。