【不倫体験談】(30代男性)浮気癖があった妻の話

浮気癖がある妻の話
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自分が妻に不倫をされた経験をお話しします。

出会いは同級生との会食の場です。

同級生との会食

その人は同級生と昔、職場の同僚として知り合ったということでした。

予定が合ったので一緒に来たとのことでした。

3人で話しているうちにその人は兄の中学時の同級生だということを知りました。

年齢は3つ上でした。

付き合っている彼氏がお金に対して執着心が強く、お金を要求されることもあるとの話を聞き、少しかわいそうに感じていました。

その後、何度か自分の同級生とその人を含めた3人で遊ぶこともありました。

その人は彼氏と別れるから付き合ってほしいと自分に言ってきました。

付き合っていた彼女と別れてフリーになっていた自分はその人と付き合うことにしました。

その後3年間の交際を経て、入籍することにしました。

3年交際して入籍

 

入籍に至るまでに、自分が気になっていたのは相手の浮気癖でした。

気づきながらも指摘するのは控えていました。

ただ、「もう白黒つけたい」という思いもあり、結婚しようと伝えました。

結婚生活は順調にはいかず、その人は多くを家の中で過ごし、仕事もろくにしないような状況でした。

が、知り合いの職場で働かせてくれることになり、少しずつその人の懐事情が良くなってきたときに、また浮気癖が出てきました。

浮気癖が出る妻

相手はその人が幼少時に別れて育てられた実の弟でした。

両親の離婚によって、父方に引き取られたその人と、母方に引き取られた弟というようにして、離れて暮らしていたそうです。

その母親は離婚してまもなく蒸発し、弟は叔父のところで育てられたそうです。

弟とはその年の年末に祖母が亡くなったことを聞き、お葬式で十数年ぶりに会ったそうです。

そのことを嬉しそうに話していました。

その頃に男性と連絡をとっているのはすぐに気づきました。

しかし相手が弟ということで少し安心しました。

ただ、男女の関係になっていることは想定外で、確たる証拠をつかんだものの、信じられないような気持ちも多くありました。

彼らの生まれた境遇を不憫に思う気持ちもありました。

その人を同情してしまう気持ちも少しありました。

ただ血のつながった姉と弟が男女の関係になることには全く同意できないし、ましてや自分との婚姻関係がありながらも、そういった行動をすることには同意できないと感じました。

本人たちも交えて事実と気持ちの確認をすることにしました。

まずは婚姻関係のあった方から聞きましたが、事実ではない、という答えが返ってきました。

次に弟に会うことにしました。

弟とは面識もなく、面会できるか不安でしたが、住まいがある県境の町まで足を運びました。

面会することができ、事実を確認することができました。

会えば、自分よりも6歳程年下で好青年といった雰囲気でしたが、まだ子どもっぽさが残る様子もありました。

彼は自分とその人との婚姻関係については聞かされておらず、謝罪したいと言ってきました。

謝罪する妻の弟

今後は関係を断ち切ることも言ってきました。

その後、帰宅して全てのことを聞き、確認をしたことを伝えました。

その人は謝罪の意を自分に伝えることができず、離婚したい旨を伝えてきました。

離婚届を提出するまでの日々はずっと光が見えないような暗い毎日でした。

2人で未来について語ることができないのは本当につらかったです。

同情の気持ちが少しあった自分にはその人をはね退けることができず、次の住まいが見つかるまで住むことを許可してしまいました。

その期間中にその人は精神的に不安定になり、上手くコミュニケーションをとることができないこともありました。

ついに引越しをすることが決まり、当日までに離婚届にサインをして出て行くように伝えました。

引越し当日、私は仕事を終え、帰宅するとその人の荷物はなくなっていました。

離婚届にサインはありませんでした。

離婚届

荷物の送付先の伝票の控えがその人がいた部屋から出てきました。

送付先は弟の家でした。

やっぱりなと思う気持ちもありましたが、生活していく力のないその人を守ってくれるならば良いとも思っていました。

離婚届のサインがないことは理解できませんでしたが、自分にはそのことを考えるほどの余力はなくなっている状況でした。

少しゆっくりしたい、そう思いました。

ただしばらくすると連絡がくるようになりました。

返事したくないなと思って何も返しませんでした。

電話も毎日かかりましたが、出ませんでした。

職場にも連絡をかけてくることもあり、精神的にもつらい思いをしました。

解放されたい思いから、知り合いに離婚届のサインがないことを相談していた時期のある朝、起きたら目の前にその人がいました。

外壁をよじ登りベランダの窓から入ったとのことでした。

久しぶりに会って嬉しい気持ちもありました。

が、離婚届について聞くと、知らなかったとの答えが返ってきました。

自分はその場でサインをしてもらうことにしました。

話をすると、復縁したいとのことでしたが、やはりそれはできないと思い、断りました。

その後はどこで何をしているのかは知りません。

ほどなく自分もその家を出て引っ越しました。

すごく悩み、苦しみました。

離婚したことを自分の両親に伝えたのは離婚した半年後でした。

自分一人で両親の元に行き、離婚したことのみ伝え、今現在も不倫があった事実は伝えていません。

不義理なのはわかっていましたが、事実を伝えることにためらう気持ちが強かったです。

そういった悩みや不倫をされたことを聞いてくれたのが友人です。

友人にはその際に本当にお世話になり、毎日の自分のつぶやきみたいなものを、文句も言いながらも聞いてくれました。

一人で泣きたくなるほど悲しい気持ちのときには家でお酒を頼りに泣きながら叫んでいたのを覚えています。

次第に前を向けるようになったのも半年後ぐらいです。

時間がある程度解決もしてくれました。

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